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VISUAL ROCKETS −今日のアメコミ−

STILL TALKIN' ABOUT COMICS

SECRET SIX VOL.1 VILLAINS UNITED (DC, 2005-07)

DC

 正義の側に立って人々を守る存在のことを我々は”ヒーロー”と呼ぶ。
 己が欲するところに従い他者を傷つける悪は”ヴィラン”と。
 しかし、その境界線は極めて曖昧だ。多くの者は状況に応じて2つの間を行ったり来たりする。
 結局のところ”自分”と”他人”なのだろう。


原書合本版(Amazon): Secret Six Vol. 1: Villains United

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DIVNITY Ⅱ (Valiant, 2016)

Others

 前作が21世紀版Dr. Manhattanの到来を描いた作品ならば、本作は米国のDr. Manhattan V.S. ロシアのDr. Manhattanであり21世紀のDr. Manhattan V.S. 20世紀のDr. Manhattanといえるだろう。


原書合本版(Amazon): Divinity II

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LAZARUS VOL.2: LIFT (Image, 2014)

Image

 引き続き新自由主義の行き着く先を描いた近未来ノワールLAZARUS。前巻がファミリー内外のおおまかな構図や階級区分など本シリーズの世界観をマクロ的に描いたものであるとすれば、本巻はファミリー支配下でしのぎを削りながら生きる人々をミクロ的に描いたものといったところ。
 Carlyle家周辺の物語は一旦Foreverの少女時代に場を譲り、下層民のBarret一家の旅路がメイン。この家族、今後も物語に絡んで来るのかしらん。


分冊キンドル版(Amazon): Lazarus #6

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TRANSMETROPOLITAN VOL.6: GOUGE AWAY (DC/Vertigo, 2000)

DC/Vertigo

 文章にしろ映像にしろ音声にしろ。
 何らかの形で情報を伝達する者は皆、自らが伝えているかを常に意識しておく必要がある。


原書合本版(Amazon): Transmetropolitan Vol. 6: Gouge Away (New Edition)

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VENOM, VOL.1: SHIVER (Marvel, 2003-04)

Marvel

 90年代に産み落とされたキャラとしては最大手と言えるのではないでしょうか、黒きパラサイトな隣人Venomさん。Spider-manの強敵としてNYを跳び回るのがもっぱらな彼がALIENとかの系譜を汲むモンスター・ホラーの悪役になったらどうなるかというコンセプトの作品。
 結果から言ってしまえば全く違和感なかったよ、と。


原書合本版(Amazon): Venom Vol. 1: Shiver (Venom (2003-2004))

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SWEET TOOTH VOL.3: ANIMAL ARMIES (DC/Vertigo, 2010-11) 

DC/Vertigo

 いよいよ”裸にベスト、腕にはチェーン”のバイカー集団なんかも出てきてマッドでマックスなバンビとなってきた本シリーズ。今巻は謂わば前半戦のラスト。折り返し地点。


ドイツ語版合本(カバーは下の原書合本版と同じなので参考までに)(Amazon): Sweet Tooth 03: Die Flucht

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INFINITE CRISIS (DC, 2005-06)

DC

 暗い時代かもしれない。けれど過去を懐かしんでばかりもいられない。
 前に進まなくては。


原書愛蔵版(Amazon): Absolute Infinite Crisis

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